概要

さてさて。
物欲の夏ですね~。
と言う訳で
8インチのGPD Pocket 3をさらに小型化と軽量化に成功した
「GPD MicroPC 2」レビューですね。
GPD WIN miniと似たようなサイズでありながら
重量は490gで180度回転して折りたためるので
タブレットとしても使用が可能な2in1の小型PCですね。
販売ストア



「GPD MicroPC 2」 国内正規版ですが
ハイビームと天空とアマゾンで予約販売中です。
・N250モデルは9月下旬辺り
・i3 N300モデルは10月下旬辺り
GPD MicroPC 2 Core i3-N300 | ハイビーム | 天空 | アマゾン |
---|---|---|---|
16GB/512GB SSD | ¥95,000 | ¥95,000 | ¥95,000 N250:¥88,000 |
16GB/1TB SSD | ¥107,000 | ¥107,000 | |
16GB/2TB SSD | ¥124,000 | ¥124,000 | |
16GB/4TB SSD | ¥142,000 | ¥142,000 |
GPD WIN mini | ハイビーム | 天空 | アマゾン |
---|---|---|---|
8840U ブラック 16GB/1TB | ¥142,000 | ¥142,000 | ¥142,000 |
HX 370 ブラック 32GB/2TB | ¥228,000 | ¥228,000 | ¥232,000 |
HX 370 ホワイト 32GB/2TB | ¥228,000 | ¥228,000 | ¥228,000 |
開封



箱と本体と説明書と充電ケーブルと
充電器(折り畳みプラグではない)




重量



499gでした。
500gを切っているので見事ですね。
本体の質感ですが
指紋が付きにくい加工がされているようで
全体的に上品な質感ですね。


入れ物と外出用セット



まぁコレで良いんじゃないですかね。
ようは入れば問題は無いという事ですね。







VOLTMEの小型充電器とケーブル込みで674gですね。




インターフェイスとスピーカー



画像を見て貰えばわかると思いますが
WIN miniと同じサイズで
よくぞここまで詰め込みましたな!
と言う感じですね。





本体の左右にスピーカーがあります。







で、スピーカーなんですが
両手で本体を持った場合に
スピーカーの穴が塞がる場合がありますね。



まぁエンジニア向けの端末なので
細かい話なだけで、たいした問題では無いんですけどね。
GPD WIN mini 2025と比べてみる



GPD WIN mini 2025と似たようなサイズなのですが
比較してみるとこんな感じです。
GPD WIN mini 2025 | GPD MicroPC 2 | |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen™ AI 9 HX 370プロセッサー | Intel N250 |
グラフィックス | AMD Radeon™ 890M | Intel UHDグラフィックス |
リフレッシュレート | 60Hz / 120Hz | 60Hz |
指紋認証 | 無し | あり |
TDP | 最大 35W | 最大 15W |
インターフェイス | 1×USB4 Type-C(40Gbps/フル機能) 1×USB 3.2 Gen 2 Type-C (10Gbps) 1×USB Type-A(10Gbps) SD 3.0プロトコル バスポート:UHS-I ビデオスピードクラス V30 読み出し速度:160MB/s,書き込み速度:120MB/s 互換性:microSD / microSDHC / microSDXC 1×3.5mm ヘッドフォン | USB 3.2 Gen2 Type-A × 2(10Gbps) フル機能 USB 3.2 Gen2 Type-C × 2(PD急速充電プロトコルおよびDisplayPort 1.4対応) HDMI 2.1 (TMDS) × 1 (4096 x 2160@60Hz) 3.5mm ヘッドホン × 1 SD 3.0 カードスロット(対応機種: microSD / microSDHC / microSDXC) ├バスインターフェース: UHS-I ├ビデオスピードクラス: V30 └I/Oパフォーマンス: A2、理論速度 (R/W): 160MB/s |
画面回転機能 | 無し | あり |
キーボード | QWERTY フルキーボード シザースイッチキー バックライト付きデザイン | QWERTY配列フルキーボード(バックライト付き) |
バッテリー容量 | 44.24Wh | 27.5Wh |
本体重量 | 555g | 490g |
本体寸法 | 172 × 109 × 27mm | 171.2 × 110.8 × 23.5mm |



7インチでありながら500gを切っている訳ですが
WIN miniよりもバッテリー容量が少ないという事情ですね。
(ゲーム用途ではないので問題は無いかと)
その代わりに
WIN miniとは違ってインターフェイスが充実してたり
指紋認証搭載やらタブレットとしても使用が可能だったり
色々と充実してますね。。













キーボードはやはりWIN miniの方が良いですね。
(まぁココは仕方がない部分ですね。)




GPD WIN MAXと比べてみる



WIN MAXの解像度が1280 x 800
Micro PC 2の解像度が1920 x 1080
昔は1280 x 800でも十分なご馳走でしたが
ONEXPLAYERが解像度が高いのを発売したお陰で
今は1920 x 1080が標準になってますね。
(1920 x 1080を下回る解像度では売れないという事でしょうな)





今はベゼルが太いと色々言われてしまう訳で
UMPCユーザー目も舌もだいぶ肥えましたね。
コレの時代の流れなのでしょうね。











よく見たら
物理コントローラーとマウスの切り替えスイッチ以外は
WIN MAXと同じぐらい充実してるんですよ。
(USB-A x 2)(Type-C x 2)(HDMI)
(RJ45)(MicroSD)









その上にタブレットの機能まであるので
芸が細かいですね。
WIN MAXやPocket 3があったからこそですね。
ディスプレイ



Pocket 3とPocket 4と同じく
180°回転してから折り畳みが可能なヒンジとなっています。





タブレットとしても使用可能なのでなかなか便利ですよ。
(スタイラスペンは非対応)







ヒンジの強度ですがステンレスのパーツが採用されてるそうで
割と頑丈のようです。
キーボードとタッチパッド



キーボードのレイアウトですが
一般的な仕様と比べると変則的なんですが
初代Micro PCと比べると、だいぶ改善されてます。
左がMicro PC2
右がMicro PC







Micro PC 2のキーボードは
1列目はFN無しで使えるキーなのですよ。
・ボリュームコントロール
・画面の明るさ
・スクリーンショット
WIN miniではFNを押しながらでなければ使えませんが
Micro PC 2は単体で使えるのが大きいですね。
そういう訳で
5列のキーボード+1列目はFN無しで使えるキー
と言う認識で良いかと思います。



強いて言えば
タッチパッドのサイズを小さくして6列でも良かった気もしますが
1列目がFN無しでも使えるキーなので
なかなか悩ましいところですね。



タッチパッツドは手に持って
右手の親指で使うのを想定された作りになっているようで
その辺りの事情でこのサイズという事なのかもしれませんね。





使ってみた感じですが
割と使いやすいと思います。
ゲームの方はどうなんですか?



ネットワークエンジニア向けのPCてのがコンセプトですが
別にゲームが出来ないという事は無いです。
SEKIROや龍が如く8が遊べる程度の能力はあるようです。
(解像度は1280 x 800ですが)
RE4や黒神話やツシマやローニンやモンハンや
サンドランドなどは厳しいと思いますが
軽めのゲームであれば問題は無いかなと思います。











ただしバッテリー容量が少ないので
充電しながらが妥当でしょうね。
良い点時になる点
良い点 | 気になる点 |
---|---|
コンパクトな本体サイズ | RS-232が無くなった |
180度回転する液晶 | キーボードのレイアウト |
充実したインターフェイス | |
指紋認証搭載 | |
冷却能力 | |
重量 |
感想



2019年に初代 GPD MicroPCが登場してから
細かいバージョンアップを繰り返して割と長く販売されてましたが
今回のMicro PC 2は、その後継機と言う訳ですね。
当時は画面サイズは6インチでしたが 7インチに変更されて
Intel N250もしくはIntel Core i3-N300を搭載して指紋認証も搭載されて
初代と比べてキーの数が増えてキーが大きくなって操作性が良くなって
180度回転する液晶にタブレットとしても活用可能になって
基本的な能力が大幅に向上しています。
Windows 11 Proも24H2以降のバージョンらしいので
その辺りも安心ですね。
ボリュームコントロールと音量調節と明るさ調節と
スクリーンショットがFN無しで使えるのも利点だと思います。
(WIN miniではFNを使う必要がある)



特に不満は無いんですが気になる点が2つですね。
RS-232が無くなってるのは少し残念でしたね。
(まぁ無くとも困りませんが)
それと上でも少し載せてますが
タッチパッドを小さくして6列のキーボードでも良かった気がします。
初代Micro PCからレイアウトがだいぶ改善はされてますが
WIN miniのレイアウトの方が馴染みが深い訳で
その辺りがあるので
キーボードのレイアウトに納得が出来る方が対象になると思います。
とはいえ
コンパクトで軽量でタブレットとしても使えて
さらに軽めのゲームも遊べるので
汎用性が高いUMPCだと思います。
(N250版の予約は製造予定数に達したそうです)
ハイビームさんのセール品の一覧と修理情報



コチラですね。
セール品の一覧



また、ハイビームさんで修理する際の情報なのですが 内部基盤以外の修理は国内、内部基盤は中国との事です。
バッテリーの交換はどのメーカーも15000円を目安にしてくださいとのことでした。
クラウドファンディング版と国内正規版の違い



コチラにまとめてあります。
通販サイトと動画配信サービスとギフト券とSWELL



UMPCの専門店のハイビームさんの
オンラインストアですね。
定期的にセールを行っておられるようです。
掘り出し物が見つかるかも!?



アマゾンプライムビデオとU-NEXTは配信してるものは
割と同じようで違うんですけど、契約しておくと便利ではありますね。
たまにバチェラージャパンとか独占タイトルもあるので地上波では見れない映像とかもあるので悪くはないかなと思います。
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