概要
さてさて。
東京ゲームショーでAYANEO KUNが出展されてたそうですね。
と言う訳で
AYANEO KUNのデモ機をレビューをしてみましょうか。
おそらくKUNは
今までのAYANEOシリーズでは
最高峰の性能なのかなと言う感じですね。
・8.4インチの大画面の液晶
・75Whの大容量バッテリー
・本体の左右のタッチパッド「TouchTAPMagic 」
・新放熱システム「KUN Peng」
・TDP 54W設定が可能
・Windows Hello顔認証対応
KUNとは何なのですか?
伝説の巨大なお魚だそうです。
鯤 (こん)とは【ピクシブ百科事典】 (pixiv.net)
その辺りもあるようで
大画面と大容量バッテリーとTDP54wが実現したのでしょうね。
8.4インチの端末でTDP54wとか
未知の領域ですね。
販売ストア
AYANEO KUNはIGGでクラウドファンディング中です。
IGG Pre-order: https://ayaneo.com/igg/KUN
ハイビームオンラインショップ | 価格(税込み) |
---|---|
ブラックフェザー 16GB/512GB | ¥169,800 |
シルクホワイト 32GB/2TB | ¥208,800 |
ブラックフェザー 32GB/2TB | ¥208,800 |
スペック表
OS | Windows 11 Home (64 bit) |
プロセッサ | AMD Ryzen™ 7 7840U |
グラフィックス | AMD Radeon™ 780M |
メモリ | 16 / 32 GB |
ストレージ | 512GB / 2TB |
液晶と解像度 | 2560×1600、8.4インチIPS、350 ppi ディスプレイ(500nits) 130%sRGB色域ボリューム、130%sRGB色域カバー率、90%DCI-P3 リフレッシュレート60Hz |
接続 | Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、4G LTE |
特殊機能 | Sound TAP Magic、サウンドバイブレーション |
センサー | デュアル6軸ジャイロセンサー、指紋認証センサー、顔認証センサー |
振動モーター | HDリニアモーター搭載 |
インターフェース | 2×USB4 1×USB 3.2 Gen2 Type-A 1×3.5 mm ヘッドフォンジャック 1×microSD UHS-IIカードスロット(最大300 MB/s) |
放熱 | 「KUN Peng」 |
TDP | 5w~54w |
カラー | ホワイトシルク / ブラックフェザー |
バッテリー容量 | 75 Wh |
本体サイズ | 132.5 × 312.4 × 21.9 mm(D×W×H)※コントローラー部含まず 132.5 × 312.4 × 37.6 mm(D×W×H)※コントローラー部含む |
本体重量 | 約950 g |
保証 | 1年 |
重量
まぁまぁスペック表通りですね。
GPD WIN MAX 2が1005gなので
あちらよりは少ないですね。
インターフェイス
左から
指紋認証、ボリュームコントロールUSB4 Type-C、USB-A
スピーカー、USB4 Type-C、イヤホンジャック
MicroSDスロット。
「鲲」のシールで隠れてる部分はLTEスロットだそうです。
他のAYANEOシリーズを並べてみました。
こーしてみると
KUNはなかなか大きいですね。
ディスプレイ
8.4インチIPSディスプレイで
解像度は2560×1600、画素密度は350 ppi。
液晶のタイプはONEXPLAYER2と似たようなタイプのようです。
液晶もなかなか色々ありますね。
AYANEO AIR 1sみたいな
OLED+404ppiとは違った綺麗さがありますね。
コントローラー
丸みを帯びたABXYボタンとLB、RBショルダーボタンの内部には
内部には導電性シリコン素材を採用してるそうです。
その辺りもあって
ボタンの押し心地や戻り具合もなかなか良いですね。
カスタム可能なLCとRCのボタンがあるんですけどね。
AYASpace 2でLCとRCのボタンに短押しと長押しにWindowsの機能を割り当てることが出来るので、なかなか便利ですよ。
ブログ主は
LC短押し:キーボード
LC長押し:Open Steam
LC短押し:ESC
LC短押し:スクリーンショット
に割り当ててます。
十字キーの形状が新規のようです。
Xbox Eliteに似てる気がしますね、
使用してみた感じですが
アナログスティックのような操作感かなと思いました。
斜めが押しやすいので昇竜拳も出しやすいですね。
初見だと形状が独特な形なので、どうなのかな?
と気になってましたが
実際に触ってみると質感はなかなか良いので驚きました。
アナログスティックとアナログトリガーには
ホールセンサーが搭載されているようです。
(ドリフト現象の発生の防止機能ですね。)
高いだけありますね。
ボタンの連射機能
最近XBOXライセンスの
サードパーティ製の
連射機能が無くなってますね。
だがAYA Spece 2では
ボタンに連射機能も追加できますね。
連射が必要な場合に
使うと効果的かなと思います。
高い端末なので
出来るだけボタンに負荷がないように使いたいところですね。
背中のカスタムボタン
AYA Spece内で
背中のLC1と2とRC1と2のカスタムボタンが設定出来るようです。
まぁ使う用がなければ
無理に使う必要はないと思います。
ジャイロセンサー
AYANEO KUNには、メインボードとコントローラーに
2つの6軸ジャイロセンサーを搭載しているそうです。
AYASpace 2内にオンオフのボタンがありますね。
UMPCでここまで出来るのは驚きですね。
FPSゲーマーには重宝しそうな感じですね。
「デュアルタッチパッド」
本体の左の十字キーの下のボタンですね。
ノートPCみたいなタッチパッドですね。
ページのスクロールにも対応してるようです。
タッチパッドに触れると、軽い振動が発生します。
(GPD WIN3のスクリーンキーボードのような軽い振動)
右側のタッチパッドは
SteamのゲームのAボタンの機能もあるようです。
RGBとかでAボタンを押さずにタッチパッドに触れて
メッセージを送るような使い方もできますね。
今回のAYANEO KUNには
デュアルタッチパッドが搭載されている訳ですが
SteamDeckを意識した作りのようにも思えますね。
ジャイロセンサーとデュアルタッチパッドを駆使して
FPSゲームをやるもの良いでしょうね。
「Windows Hello」顔認証サポートと指紋認証
今回のAYANEO KUNは顔認証をサポートしてるそうです。
Windows Helloカメラが搭載されていてキックスタンドも付いてるので
顔認証だけではなく、ビデオ通話や会議などにも使えるようです。
緑で囲ってる部分が顔認証用のカメラですね
顔認証とか、UMPCでは初じゃないですかね。
AYA Spece 2 FPSサンダー
AYA Spece 2の細かい話は
AIR 1sのブログを覗いてみてください。
MSIのアフターバーナーや
GeForce Experienceのオーバーレイみたいな機能が
AYA Spece 2に組み込まれているという事ですね。
全て表示すると多いので
必要な部分だけ選んで表示させるようにすると良いでしょうね。
表示するとこんな感じですね。
まぁSINPLEは表示数が少なくて見やすいですね。
アフターバーナーを導入せずとも
FPSが見れるので便利ですよね。
注意点としては
オーバーレイが表示されてる部分は
マウスとタッチが反応しないようです。
その場合はオーバーレイの表示をオフにするとよいでしょうね。
放熱対策と冷却能力「KUN Peng」
本体の液晶の右下辺りは45°ぐらいまで上がりますが
それ以外はまぁまぁな感じですね。
コントローラー部分は全然熱くないので
ゲームに集中できる感じですね。
AYAボタン RGB
AYANEO AIRからリングライトが光るようになりましたが
KUNではAYAボタンも光るようになったそうです。
その時の気分で
何色に光らすかを決めるのも良いでしょうね。
バッテリー稼働時間
AYA Spece 2のアップデートがあったんですけどね。
「バッテリーの稼働時間の目安」が表示されるようになってますね。
(あくまでも目安ですね。)
同じTDPでも30fpsと60fpsでだいぶ変わりますね。
バイオハザードRE4は最高品質で
約2時間ぐらい遊べるようです。
まぁ使い方は人それぞれだとは思いますが
ブログ主はとりあえず自分で遊ぶ場合に支障がなければ良いので
無理に60fpsに拘らなくても良いのでは。
的な感じですね。
動画を用意してみました。
ALL TDP 12wです。
バイオハザードRE4が最高設定で遊べる
AYANEO KUN内でバイオハザードRE4のゲーム映像を
録画しました。
全て最高品質で遊べますね。
何故、全て最高品質で大丈夫なのですか?
と言う話になりますね。
AYANEO AIR 1sのデフォルトのVRAMが6Gで18.76G。
AYANEO KUNののデフォルトのVRAMが12Gで37.7G
780MのVRAMは最大で20Gまで設定できるそうです。
AIR 1sのVRAMのデフォルトが6Gの理由
AIR 1sはバッテリー容量が少ないので
TDPの上限が20w~25wな訳ですが
VRAMの数値は変更可能なので
12Gに変更しても使えない訳ではないですが
その代わりに本体への負荷が大きいという事情で
デフォルトが6Gなのだろうと予想してます。
まぁVRAMの6Gは
バイオRE4やスパイダーマンが低品質で
まぁそれなりに動く感じですね。
小型端末なので
特に支障は無いかなと言う感じですね。
KUNのVRAMのデフォルトが12Gの理由
AIR 1sとは対照的に
8.4インチで大容量のバッテリーなので
TDPが最大で54wまで使える訳ですね。
驚いたのがVRAMが12Gだと
バイオハザードRE4が最高品質で30fps~60fpsで動いてるので
KUNはパワー重視な感じですね。
試しに20Gにしてみました。
グラフィックメモリーが41.77Gまで上がりますね。
ただしバッテリーの減りが速くなるので
余計な事はせずに12Gで運用する方が妥当でしょうな。
良い点時になる点
良い点 | 気になる点 |
---|---|
バッテリー容量が多いので VRAMが12Gでも安定している | 本体のサイズと重量 |
コントローラーの操作性とカスタムボタン | 持ち運びには向かない |
電力効率UP(バッテリーが減りにくい) | |
専用アプリ「AYA Spece2」 | |
画面の綺麗さ | |
持ちやすさ | |
MicroSD搭載可能 | |
指紋認証と顔認証 | |
冷却能力が高い |
感想
「AYANEO KUN」と言う名前は
伝説の生物から来てるそうですが
名前の大きさに見合った妥協がない高級な仕様ですね。
KUNのバッテリー容量が多いお陰で
VRAMが12Gでも安定して使える訳ですが
お陰でバイオハザードRE4が設定を下げることなく
最高品質で長時間ゲームを遊びたいユーザーのニーズに応えた端末。
のように思えますね。
背面ボタンとジャイロセンサーも搭載されているので
FPSゲーマーには都合が良い端末かもしれませんね。
伝説の生物の名前を使用してるのは
伊達(飾り)ではないということのようですね。
AYANEO AIR 1sを持ってますが
バッテリー容量が少ないという問題があるので
いかにバッテリー容量が減らないように使うかが重要になってきますが
AYANEO KUNだと75Whの大容量バッテリーなので
設定で品質を落とすことなく遊べるのがKUNの強みですね。
今回のDパッドは新規なんですけど
アナログスティックのようなDパッドと言うべきでしょうか。
なかなかの質感ですね。
ABXYも新規のようで押し心地もなかなかでした。
8bitdoやGAME Sirも専用アプリでカスタマイズ出来ますが
AYA Speceのコントローラーのカスタマイズは
なかなか多彩ですね。
一方でサイズや重量の関係で
携帯ゲーム機とは言い難い部分もあるので
自宅でソファや机の上に置いて遊ぶのが主になるでしょうね。
その辺りもあるのでAIR 1sか中間の2sと言う選択肢もありますね。
まぁハイビーム秋葉原店かハイビーム難波店に
現物を見に行くにも良いでしょう。
AYANEO AIR 1s | ハイビーム | アマゾン |
---|---|---|
オーロラホワイト 16GB/512GB | ||
ポーラブラック 16GB/512GB | ||
レトロパワー 32GB/2TB |
AYANEO 2s | ハイビームオンラインストア | アマゾン |
---|---|---|
スカイホワイト:32GB/2TB | ¥199,370 | ¥199,370 |
スターリー ブラック:32GB/2TB | ¥199,370 | ¥199,370 |
レトロパワー32GB/2TB | ¥206,020 | ¥206,020 |
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ハイビームさんのセール品の一覧と修理情報
コチラですね。
セール品の一覧
また、ハイビームさんで修理する際の情報なのですが 内部基盤以外の修理は国内、内部基盤は中国との事です。
バッテリーの交換はどのメーカーも15000円を目安にしてくださいとのことでした。
クラウドファンディング版と国内正規版の違い
コチラにまとめてあります。
通販サイトと動画配信サービスとギフト券とSWELL
UMPCの専門店のハイビームさんの
オンラインストアですね。
定期的にセールを行っておられるようです。
掘り出し物が見つかるかも!?
海外通販サイトだと
アリエクスプレスさんとbanggoodさんで
ちょこちょこ買い物してます。
アマゾンプライムビデオとU-NEXTは配信してるものは
割と同じようで違うんですけど、契約しておくと便利ではありますね。
たまにバチェラージャパンとか独占タイトルもあるので地上波では見れない映像とかもあるので悪くはないかなと思います。
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