概要
さてさて。
AYANEO 1sのレトロパワーをレビューすることになりましたので
レビューしてみましょうか!
ROG ALLYが登場したお陰で
各社がASUSに対抗する為に7840Uを搭載した端末が
沢山、出現してます。
良い意味で豊作ですが
7840Uの端末が多すぎて、どれを買うか迷う方も多い筈。
で、AYANEO AIR 1sは
5.5インチで最軽量の端末なので
7インチの端末とは違った良さがあるので
その辺りでアドバンテージが高いと思います。
と言う訳で見ていきましょうか!
販売サイト
現在はIGGでクラウドファンディング中です。
IGG: https://ayaneo.com/igg/AIR1S
国内の販売ストア
ハイビーム | アマゾン | |
---|---|---|
オーロラホワイト 16GB/512GB | ||
ポーラブラック 16GB/512GB | ||
レトロパワー 32GB/2TB |
付属特典
専用ハードケース
専用ガラスフィルム
ジョイスティックカバー
まぁガラスフィルムより
アンチクレアとかの方がお好みの方は
こちらの保護フィルムが良いでしょうね。
スペック表
今回、レビューする1sは
STANDARD EDITIONのレトロパワーの2T版です。
AYANEO AIR 1S Limited Edition | AYANEO AIR 1S STANDARD EDITION | |
OS | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
プロセッサー | AMD Ryzen™7 7840U | AMD Ryzen™7 7840U |
グラフィックス | AMD Radeon™ グラフィックス | AMD Radeon™ グラフィックス |
メモリ/ストレージ | 32G+2T(Retro Limited) | 16G+512G(ホワイト&ブラック) 32G+1T(ホワイト&ブラック) 32G+2T(ホワイト&ブラック&レトロ) 32G+4T(ホワイト&ブラック&レトロ) |
インターフェース | USB4 Type-Cポート x2 TF カードスロット x 1 3.5mmイヤホンジャック x 1 | USB4 Type-Cポート x2 TF カードスロット x 1 3.5mmイヤホンジャック x 1 |
センサー | デュアルジャイロスコープ搭載 指紋認証サポート | デュアルジャイロスコープ搭載 指紋認証サポート |
無線LAN/Bluetooth | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2 |
ディスプレイ | 5.5インチ / AMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL) 1920*1080 マルチタッチ対応 | 5.5インチ / AMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL) 1920*1080 マルチタッチ対応 |
バッテリーとTDP | 7350mAh バッテリー搭載 (28Wh) 5w~18w | 10050mAh バッテリー搭載 (38Wh) 5w~25w |
カラー | Retro Limited | Polar Black オーロラホワイト レトロパワー |
外形寸法 | 約224×89.5x26mm 最薄部:約17mm | 約224×89.5×29.6mm 最薄部:約21.6mm |
本体質量 | 約405g | 約450g |
開封~。
やはり良いカラーですね。
色になかなか拘りを感じますね。
重量
スペックより少しオーバーしてますが
まぁ良いでしょう。
外観とインターフェイス
AIR 1sから
USB4が2か所になってますね。
今後、USB4が主流になるのでしょうかね。
ディスプレイ
5.5インチのAMOLED(アクティブマトリクス式有機 EL)で
解像度は1920*1080で画素密度は404ppiですね。
この端末のセールスポイントなだけあって
液晶の色が濃くて鮮明でなかなか綺麗ですね。
AIR Plusは画素密度が368ppiなのですが
並べてみるとこんな感じですね。
液晶も細かい事を言い出したらキリがないですね。
コントローラー
何時もながらボタンの押し心地などは
全体的に良好ですね。
質感などはAIRシリーズの質感と同じですね。
コントローラーのボタンの色も見事ですね。
押し心地もそうですが
見た目も重要ですね。
専用アプリ「AYA Spece 2」
こちらから。
AYA Spece 2
現時点ではベータ版で
言語は中国語と英語が選択可能です。
まぁ操作に関してはなんとなくで分かるので
特に苦戦することは無いと思います。
steamのゲームををDLしたら
こんな具合にAYA Spece上に表示されるようになります。
ここからゲームを起動できますね。
AYA Quick toolはこんな感じですね。
本体の右下のAYANEOのロゴのボタンで起動できますね。
AYA Spece1と基本的には同じなんですが
アプリや機能が格納されている場所が変更されているので
初めは迷いますが、格納場所さえわかれば問題ないですね。
「AYA Spece 2」クイックアシスタント
初めは何もない状態ですが
ここに色んな機能を登録することが出来ますね。
色んな機能がありますね。
良く使うのがキーボードとマウスの切り替えですね。
登録すると
こんな感じに表示されて様々な機能が
呼び出せるようになります。
このアプリを登録して呼び出せる機能のお陰で
端末単体でもそれなりの汎用性があるという感じですね。
「AYA Spece 2」AutoTDPとfps固定でバッテリー効率UP
この端末はTDPは最大25wだそうです。
25wを使用する条件ですが
本体の給電中なら可能のようです。
給電中ではない状態で20w以上を選択すると
電源が強制的に落ちるようになってます。
まぁ余計な事はすべきではないですね。
バッテリー効率ですが
初代AIRと比べると良くなってますね。
何故そうなのか?
と言う部分ですが
今回のAIR 1sからAYA SPece2が搭載されていて
AYA Spece2の新機能で
AUTO TDPとFPS固定機能が搭載されているのですけどね。
TDPの上限を最大で20wに固定して
FPSを30に固定しておくと
TPDが自動で変動するようになっているので
必要に応じてTDPが上下するようです。
TDPの上限を20wに設定していたとしても
負荷の少ない動作、もしくは放置していても
自動で5wまで下がるので
電力効率はかなり良くなってますね。
なかなか画期的ですね。
電力効率が良くなったとは言え
バッテリー容量が少ない事に変わりはないので
出来るだけ省電力で使う方が良いでしょうね。
CPU LockとGPU LockとCPU Turboが制限がかかってる状態ですが
解除は可能です。
ただし解除して数値を上げると
バッテリーの減りがかなり早いので
まぁ止めた方が良いですね。
試しに制限を解除してみましたが
バッテリーの減りが早いようなので
余計な事はするべきではないですね。
まぁ何の理由もなく制限をかける訳が無いですからね。
「AYA Spece 2」コントローラー
AYA Spece 2になって
機能が格納されてる場所が変更されているようで
初めは迷いますが
場所はすぐ分かるので問題はないかと。
ここで振動の調整やRGBのリングライトのオンオフや
カスタムボタンの設定などが出来ますね。
AYANEO AIRのLCとRCの配置は
GPDやROG ALLYと違って
誤動作も無いので安心ですね。
「AYA Spece 2」スクリーンショット
AYA Spece 2には
スクリーンショットを撮る機能もありますね。
使用する場合は
クイックアシストにスクリーンショットを登録しておくと
良いでしょう。
保存先ですが
ユーザー名→AppData→Roaming→screenshot
保存に成功するとこんな具合に画像が残せますね。
使いどころとしては
RPGとかで扉の解錠とかのパスワードを
スクショで残して~的な使い方も出来ますね。
「AYA Spece 2」放熱対策と冷却能力
初代AIRと比べると
良くなってると思いました。
何故そうなのか?
と言う話ですが
上で書いたAUTO TDPとfps固定機能のお陰で
必要に応じてTDPが変動する訳ですが
TDPが下がると本体の温度も下がる訳ですね。
そしてファンは常に最大にしておくと良いでしょう。
この端末自体が小型なので
ファンは常に最大で回しておいた方が良いですね。
その辺りもあって
お陰で50°を超える事は無いようです。
(ROG ALLYは50°を超える)
確かにバイオRE4とかだと
液晶の部分は熱くなりますが
コントローラー部分はそんなに熱くないので
気にはならないのでないかなと思います。
「AYA Spece 2」端末のUPDATE
AYA Spece 2に「UPDATE」と言う項目が
追加されてますね。
ココで一括で本体のUPDATE出来ますね。
ユーザーが使いやすいように設計されてますね。
「AYA Spece 2」新しいバージョンで電力効率UPしたようです。
AYA Spece 2のアップデートが来たので
アップデートしてみました。
どうやら電力効率が向上したようで
何もしてない状態だとTDPが1wまで下がるようです。
youtubeやアマゾンを見る場合は
2w~5wぐらいのようですね。
バッテリーの減りにくくなったので
良いアップデートですね。
FF14ベンチマーク
30fps TDP20w
fps制限なし TDP20w
何度がベンチマークを回して
大きい数字を書き込んでます。
30fpsで強制的に制限をかけるとと
TDPが上がらないようですね。
逆にfpsに制限をかけない場合は
TDPもあがるようです。
(まぁ制限と無制限なので当然ですが)
FFXIV 暁月のフィナーレ | AIR 1s 30fps TDP20w | AIR 1s fps制限なし TDP20w |
---|---|---|
最高品質 | 4317 | 7182 |
高品質(デスクトップPC) | 4409 | 6844 |
高品質(ノートPC) | 4322 | 7666 |
標準品質(デスクトップPC) | 4303 | 7415 |
標準品質(ノートPC) | 4324 | 7843 |
省電力で動かしたいのか否かで
意見が分かれそうな気もしますね。
FF14ベンチマーク AIR 1sとAIR Plusの違い
fps制限なしTDP25wと
両方とも給電状態で行ってます。
FFXIV 暁月のフィナーレ | AIR 1s 7840U TDP 25w fps制限なし | AIR Plus 6800U TDP 25w fps制限なし |
---|---|---|
最高品質 | 7696 | 8640 |
高品質(デスクトップPC) | 7215 | 8571 |
高品質(ノートPC) | 7631 | 9340 |
標準品質(デスクトップPC) | 8339 | 9867 |
標準品質(ノートPC) | 8232 | 9826 |
スコアだけ見れば6800Uの方が数値が高いんですが
CPUとGPUとファンの数値はAIR 1sの方が低い数値ですね。
スコアが6800Uの方が高い結果ですが
実際にゲームを動かしてみると
7840Uの方が省電力の状態で
6800Uよりゲームが動くという事実ですね。
龍が如く維新が
AIR 1sで10wぐらいで
AIR Plusで15wぐらいで動くので
この違いは大きいですね。
AIR 1sとAIR PlusのTDPとCPUとファンの数値の違い
AYANEO AIR 1sと
AYANEO AIR Plusを比べてみましたが
コレは凄いですね。
1sの方がサイズが小さい筈ですが
TDPとCPUとファンの数値を見てる限りでは
AIR 1sの方が冷却能力が高いように見えますね。
左がAYANEO AIR 1sで
右がAYANEO AIR Plusですね。
呪術廻戦の日下部で言うところの
「はぁ!?ありえねーだろ!?」
な感じですね。
7840Uに変わる事で省電力でも動くので
本隊の温度も上がりにくいという事ですかね。
驚きの結果ですね・・・・・
なかなか興味深いですね。
バッテリー稼働時間
Steam版の「オクトパストラベラー2」
fps30 固定
TDP 15w 固定で平均TDPは9w
9時31分からゲームを開始して
11時52分までゲームを進めてます。
約2時間20分ほど遊べますね。
Steam版の「龍が如く維新!極」で遊んでみました。
fps30 固定
TDP 15w 固定
14時27分からゲームを開始して
16時28分までゲームを進めてます。
30fpsで強制的に制限をかけているのが
効いているようで
TDPが8w~12wぐらいですね。
バッテリーが残り18%で充電なしで2時間使えました。
バイオハザードRE4やスパイダーマンだと
30fpsで固定したとしても
20wまで上がるようなので
1時間前後ぐらいになりそうな感じですね。
動画を用意してみました。
ブログ主の感覚としては
「30fps固定を維持できる程度の設定で問題は無い」ので
そういう設定でゲームをしてますね。
まぁアレですね。
端末に出来るだけ負荷が無いような設定で
ゲームやってます。
CPUが強力になったおかげで
省電力でも安定するゲームが増えましたね。
fps固定がなかなか良いですね。
AYANEO AIR 1sのスクリーンショット
こちらにスクリーンショットの画像を
色々と載せてます。
アーマード・コア6
ペルソナ5
オクトパストラベラー2
ホグワーツレガシー
RE4とかホグワーツクラスになると
30fpsを維持する為には
最低設定が前提になってきますね
昔は60fpsを維持したかったが
無駄な電力を消費するのが無意味だし
もう30fpsを維持してれば良いじゃない。
的な感じになってます。
コレが老いるという事なのでしょうね。
良い点時になる点
良い点 | 気になる点 |
---|---|
7840U搭載機で最軽量 | 本体の温度 |
コントローラーの操作性とカスタムボタン | |
電力効率UP(バッテリーが減りにくい) | |
専用アプリ「AYA Spece2」 | |
画面の綺麗さ | 画面が小さい |
持ちやすさ | バッテリー容量が少ない |
MicroSD搭載可能 | |
指紋認証 | |
冷却能力が向上している |
気になる点ですが
本体の温度や画面サイズやバッテリー容量に関しては
AIRシリーズの仕様のようなものなので
まぁまぁ問題は無いでしょう。
感想
レビューを通じて
初代AIRとAIR ProとAIR Plusの3機種を見てきました。
そして今回の新型の7840U搭載のAIR 1sの現物を見みましたが
やはり重量とサイズ感は素晴らしいですね。
携帯性は十分だと思います。
(AIR Plusを旅行に持って行った事もあります。)
初代AIR Proと同じサイズで似たような重量ですが
AIRとAIR ProはCPUが5560Uなので
どうしても手が届かない部分もありましたね。
それが7840Uに乗せ換えることで
両面宿儺で言うところの
「痒い所に手が届く」ようになってますね。
龍が如く維新やスパイダーマンやバイオRE4やF1 23なども
それなりに安定して遊べますね。
(設定次第の部分もあり)
画面ですが
OLEDはやはり良いですね。
404ppiと唄うだけありますね。
液晶が明るくて濃い方が好みの方はAIRでしょうね。
TDPは最大25wらしいですが
基本的には20wまでの範囲で使用する方が妥当ですね。
こういう小型の端末は本体に熱も籠りやすいので
必要が無い限りは
出来るだけ省電力で使う方が良いでしょうね。
その辺りもあるので
「AYA Spece2 バッテリー効率」の見出しでも書きましたが
FPSは30で固定すると良いと思います。
それに7840Uのお陰で
10w前後のTDPでも、それなりに遊べるので
60FPSに張り付かなくとも問題はないかなと思いますね。
まぁ使い方は人それぞれなので
60fpsがお好みの方も居ると思いますし
所有者のお好みで良いでしょうね。
液晶がOLEDで綺麗なので
最低設定でも、そんなに気にならないと思います。
(画面が5.5インチなので目立ちにくい)
「AIR 1sとAIR PlusのTDPとCPUとファンの数値の違い」
の項目で紹介してますが、冷却能力が向上してますね。
GPD WIN MAX2やAOKZOEやONEXPLAYER2みたいな
大型の方が厚みの関係で熱が籠りにくいので有利かと思いきや
そういう訳でもないような感じですね。
いや~。
素晴らしいですね!
放熱性能に関しては
ファンがデフォルトでMAXに設定されてるんですが
コレは触らなくとも良いと思います。
AYA SPece 2のアップデートが来てから
電力効率が非常に良くなったので
バッテリーが減りにくくなりました。
何もしなで放置状態だと
最小で1wまで下がって
アマゾンやyoutubeを見る場合は
2w~5wぐらいで済むようです。
バッテリー容量の少なさを
見事にカバーできているので素晴らしいですね!
強いて言えばですが
AIR Plusの筐体をもう一度、使いまわしても
良いんじゃないかなと思いますね。
7840U搭載のAIR Plusとか
なかなか良さそうですね。
最強の小型端末が欲しいという方は
沢山いますので需要はあるかなと思います。
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定期的にセールを行っておられるようです。
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ちょこちょこ買い物してます。
アマゾンプライムビデオとU-NEXTは配信してるものは
割と同じようで違うんですけど、契約しておくと便利ではありますね。
たまにバチェラージャパンとか独占タイトルもあるので地上波では見れない映像とかもあるので悪くはないかなと思います。
有料テーマのSWELLは便利ですよ。
今までアクセスが少なかった記事にもア
クセスがある場合があるので総合的に見ればプラスにはなると思います。
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