「GPD G1」レビュー。世界最小のeGPUで重量が920gでRadeon RX 7600M XT搭載とか豪華な仕様ですね。

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目次

概要

さてさて。

GPD社が小型のGPU BOXを発売したそうです。

と言う訳でレビューしてみましょうか!

GPD G1ですが
Radeon RX 7600M XTを搭載しています。

尚且つUSB4(Thunderbolt 3と4)と OcuLink接続が可能で
さらに小型と言うなかなか豪華な感じのGPU BOXですね。

GPU BOXのサイズの関係で敬遠する方も居たと思われますが
「置く場所が無いので小型なら欲しい」
という方には丁度良いかもしれないアイテムですね。

販売ストア

GPD G1
GPD G1¥108,800¥108,800¥104,300
OCuLinkケーブル GPD G1 対応¥8,800¥8,800
GPD G1 専用ケース¥3,850¥3,850
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スペック

製品名GPD G1
GPUAMD Radeon™ RX 7600M XT
アーキテクチャRDNA 3
製造プロセス6nm
ベース周波数1500 MHz
ゲーム周波数2300 MHz
最大周波数2615 MHz
演算ユニット 合計4096
AMD Infinity Cache Technology32 MB
メモリ周波数2250 MHz
最大メモリー帯域幅8GB
HDMI
マルチディスプレイ
7680×4320 @60Hz
最大3つの外部ディスプレイをサポート
インターフェースOCuLink(SFF-8612)メスポート × 1
USB4 × 1
USB 3.2 × 3(USB4 ホスト・デバイス接続時のみ有効)
HDMI 2.1 × 1
DP 1.4a × 2
SD 4.0 カードスロット × 1(USB4 ホスト・デバイス接続時のみ有効)
GPU電力
電源
120W
240W GaNバッテリー内蔵
本体重量
本体サイズ
約0.92g
約225 × 111 × 30mm
付属品付属品
GPD G1 本体 × 1
ACケーブル × 1
USBケーブル × 1
保証書(1年間) × 1
※OCuLink接続ケーブルは別売りです

GPD G1 接続が不安定な場合の対応方法

ハイビームさんのサイトで紹介されてます。

GPD G1 接続が不安定な場合の対応方法

本体と付属品

重量

Razerとか一般的なGPU BOXはサイズが大きいんですよ。
(Razer Core X Chromaは10kgぐらい)

で、GPD G1の本体は864gだそうです。

本体の手触りや質感やカラーも見事で
尚且つ一般的なGPU BOXと比べると
コンパクトなので素晴らしいですね。

DSC_6328_TEMP

と言っても持ち運びには向いてるとは言い難いので
基本的には自宅で使用する感じになりそうですね。

一般的なGPU BOXと比較

外付けGPU BOXで
「Razer Core X Chroma」てのがあるんですけどね。
ビデオカードを内蔵出来るそうです。

ただしサイズはそれなりに大きいです。

‎37.4 x 16.8 x 23 cm; 10.16 kg

プラス「ThunderBolt 3」だそうです。

で、さらに気になる点としては
「ThunderBolt 4」対応のGPU GOXは
GPD G1以外は販売されてないようです。
(今のところは)

「ThunderBolt 4」対応で小型だと
GPD G1以外に選択肢はなさそうな感じですね。

と言う訳で比較してみましょうか。

製品名サイズと重量
Razer Core X Chroma‎37.4 x 16.8 x 23 cm
10.16 kg(GPU非搭載状態)
GPD G1約225 × 111 × 30mm
約0.92g(GPU搭載状態)

Razerの場合は外付けの箱に
余っているビデオカードを入れる感じになる訳ですが
ビデオカードの金額によっては
合計金額が10万以上になる場合もありそうですね。

その上にコンパクトではない感じですね。

で、GPD G1は
省スペースでコンパクト。
重量も1kg以下。

申し分ないですね。

インターフェイス

前側は

OCuLink(SFF-8612)
USB4ポート(Thunderbolt4)
電源ボタン

DSC_6316_TEMP

後ろ側は

電源ケーブルのポート
USB 3.2 Gen2 Type-A x 3
SDカード
ディスプレイポート x 2
HDMI x 1

DSC_6317_TEMP

UMPCに接続して電源を入れたら
GPUの機能が発生して、給電も可能な状態になります。

でないと
すぐバッテリーが無くなりますからね。

USB4接続とOcuLink接続の違い

USB4(Thunderbolt 3/4)接続の場合は
全てのインターフェースが有効だそうです。
(OcuLink接続と違って制限はない)

一方でOcuLink接続の場合は
映像ポート(HDMI、DisplayPort)以外は無効だそうです。
(ビデオカードの機能のみで他のインターフェイスの機能は使えない)

ただし、OCuLinkを使用した場合ですが
DisplayPort×2とHDMI×1の最大3画面同時出力が可能になるそうです。

汎用性だけで言えば
USB4で接続してる方が手軽ですね。

OcuLink接続は
映像出力に特化してる感じですか。

GPD G1の温度とファンの音

G1が動いてる時の温度ですが
高くても28°とかなので特に問題なさそうですね。

RazerのGPU BOXと比べると小さいので
どうなのかな?

と思いきや
熱くないしファンの音もそんなに気にならないし
優秀なGPU BOXですね。

FF14 ベンチマーク(AYANEO AIR 1s)

数回テストして数字の大きいのを採用してます。

OCuLink対応の端末が手元に無いので
USBのみでテストしてます。

FFXIV 暁月のフィナーレTDP15w(GPD G1無し)TDP15w(GPD G1有り)
最高品質744211835
高品質(デスクトップPC)721610994
高品質(ノートPC)764811030
標準品質(デスクトップPC)784711528
標準品質(ノートPC)796611353

FF14 ベンチマーク(ONEXFLY)

数回テストして数字の大きいのを採用してます。

OCuLink対応の端末が手元に無いので
USBのみでテストしてます。

FFXIV 暁月のフィナーレTDP15w(GPD G1無し)TDP15w(GPD G1有り)
最高品質666712199
高品質(デスクトップPC)654811517
高品質(ノートPC)661611778
標準品質(デスクトップPC)7461 12131
標準品質(ノートPC)816312593

OCuLinkに対して気になる点

G1に接続することで
ベンチマークの数字が倍になる仕様な訳ですが
OCuLinkはUSB4接続と比べると能力が上がるようです。

画面設定を拡張ディスプレイでG1から外部モニターへ出力で
良い数字になってるようですね。

で、問題としては
OCuLink SFF-8611ケーブルが搭載されている端末って
現時点では少ないです。

ただしGPD G1の登場しましたし
今後、OCuLink搭載の端末が増えてくると良いですね。

今のところはUSB4の方が安いです。
手頃な価格だと1Mでも2000円ちょいで買える感じですね。
(Anker製は高いですけどね。)

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Thunderbolt 4 対応のUSB4ケーブルだと
L字型が良さそうですね。
(UMPCをスタンドとかに立てた場合にL字方の方が使いやすい?)

良い点と気になる点

良い点気になる点
USB4接続とOcuLink接続で手軽に接続可能USB4とOcuLinkのケーブルは短い上にお安くはない
HUBの機能が便利RJ45とUSB 3.2 Type-Cがあれば尚良し
重量は864g持ち運びには向かない。
小さいので置き場所に困らない。
本体温度が30°以下で安定している
GPD製品以外でも使用可能
高級感のある質感

感想

使ってみた感想ですが、USB4やOCuLinkのケーブルを
刺すだけで使えるので手軽で良いですね。

一般的なGPU BOXと違って
初めから「Radeon RX 7600M XT+8GB GDDR6」が内蔵されていて
尚且つコンパクトで置き場所に困らないとか、なかなか良い話ですね。

AYANEO AIR 1sやONEXFLYでも使用可能との事だったので
使用してみましたが問題なく使えますね。

USB4もしくはOCuLinkが搭載されているPCを所持していて
小型のGPU BOXが欲しい方には良いアイテムかもしれませんね。

小型なのにRX 7600M XT+8GBなので
GPU BOX本体の温度がどうなのかと気になってましたが
30°以下を維持してるので割と優秀ですね。

ファンの音もどうなのか気になってましたが
コレぐらいなら気にはならないと思いますね。
(まぁ人によるとは思いますが)

気になる点としては
USB4(Thunderbolt 3と4)と OcuLinkの価格が
一般的なケーブルと比べると安くはないですね。
(まぁ安いと差別化が出来てないので妥当ではありますが)

細かい話ですが
USB 3.2 Type-Cが1つあると尚良かった気もしますね。

Type-Aポートが3つですが
2つにしてType-Cでも良かった気がしますが
まぁ今更ですけどね。

無ければないなりの使い方をすれば問題は無いかなと思います。

UMPC以外の運用方法の提案

G1はUSB4対応であれば使えるようです。

まぁG1を買おうと考える方は
省スペースで使える方が好ましい方だろうと予想できるわけですね。

となるとUMPC以外で活用する場合は
USB4が搭載されているノートPCや
MicroATXのマザー辺りが良いのかな?

とも思えますね。

まぁこの辺りが無難でしょうね。

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ハイビームさんのセール品の一覧と修理情報

コチラですね。

セール品の一覧

また、ハイビームさんで修理する際の情報なのですが 内部基盤以外の修理は国内、内部基盤は中国との事です。

バッテリーの交換はどのメーカーも15000円を目安にしてくださいとのことでした。

クラウドファンディング版と国内正規版の違い

コチラにまとめてあります。

通販サイトと動画配信サービスとギフト券とSWELL

UMPCの専門店のハイビームさんの
オンラインストアですね。

定期的にセールを行っておられるようです。
掘り出し物が見つかるかも!?

海外通販サイトだと
アリエクスプレスさんとbanggoodさん
ちょこちょこ買い物してます。

アマゾンプライムビデオとU-NEXTは配信してるものは
割と同じようで違うんですけど、契約しておくと便利ではありますね。

たまにバチェラージャパンとか独占タイトルもあるので地上波では見れない映像とかもあるので悪くはないかなと思います。

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この記事を書いた人

どうもネスです。

GPDやAYA NEOやONEXPLAYERなど
珍しくて熱くて面白いUMPCやガジェットが大好物です。

物欲は良いですね。

宜しくお願いします。

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