「GPD WIN mini」レビュー。GPD WIN2の正統進化の端末ですね。クラムシェル型で520gだそうです。

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概要

さてさて。

GPD WIN miniのデモ機をレビューすることになりましたので
レビューしてみましょうか!
(デモ機なので製品版とは異なる部分も出てくるかもしれません)

GPD WIN2の正統進化系ともいわれてる端末ですね。

GPD WIN MAXを小型化して
GPD WIN2のような物理キーボードを装備した
良いとこどりのような端末ですね。

GPD WIN2のポチポチキーボードの再来ですね。

懐かしいけど新しい・・・・
だが、7840Uを搭載して他機種に後れは取らない。

そんな端末ですね。

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販売ストア

付属特典

・専用グリップアダプター
・専用ケース(天空オリジナル)
・専用液晶保護シート
・GPDロゴ入り液晶クリーナー

天空ハイビームアマゾン
Ryzen5 7640U 16GB/512GB¥123,000¥123,000¥125,100
Ryzen7 7840U 32GB/512GB¥142,800¥142,800¥142,800
Ryzen7 7840U 32GB/2TB¥165,000¥165,000¥165,000
Ryzen7 7840U 64GB/2TB¥192,400¥192,400¥192,400
アクセサリー天空ハイビームアマゾン
GPD WIN Mini専用 グリップ¥4,650¥4,650¥4,650
GPD WIN Mini専用 ハードケース¥3,960¥3,960¥3,960
GPD G1
GPD G1¥108,800¥108,800¥104,300
OCuLinkケーブル GPD G1 対応¥8,800¥8,800
GPD G1 専用ケース¥3,850¥3,850

注意点

64G版は初回ロットのみだそうです。

保護フィルム

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スペック表

OSWindows 11 Home、もしくはSteam OS
CPUとGPU「Ryzen 5 7640U:Radeon 760M」「AMD Ryzen 7 7840U:Radeon 780M」
液晶7インチ、IPS、解像度 1920×1080、16:9、画素密度 314PPI
マルチタッチ対応、リフレッシュレート 60Hz or 120Hz
メモリ「16GB、LPDDR5 6400MHz」
「32GB / 64GB:LPDDR5 6400MHz」
ストレージ512GB / 2TB
インターフェースUSB4 Type-C(40Gbps、Thunderbolt 3サポート)、
Oculink (SFF-8612) 、USB 3.2 Gen 2 Type-C(フル機能)、
MicroSDカードリーダー、オーディオジャック
その他色々ステレオスピーカー、マイク内蔵、マウス切り替えスイッチ
ジャイロスコープ、L4R4のカスタムキー、トラックパッド
物理キーボード(バックライト搭載)、BIOSリセットホール
重さ約520g
ワイヤレス通信Wi-Fi 6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.2
バッテリー容量 44.24Wh
サイズ168 × 109 × 26 mm
保証1年

開封

DSC_6137_TEMP

付属品

・説明書
・充電器
・充電ケーブル
・ストラップ

DSC_6131_TEMP

重量

526gでした。

7インチの筐体で526gは見事ですね。
(ONEXFLYで590gぐらい。)

DSC_6142_TEMP

本体の天板や底面などは軽い素材なのでしょうね。
でないとこの軽さは実現できないでしょうね。

見事ですね。

外観とインターフェイス

インターフェース

左から
・OCuLink
・microSDカードスロット
・イヤホンジャックコントローラーとマウス切り替えスイッチ
・USB 3.2 Type-C
・USB4
・リセットボタン

DSC_6157_TEMP

右側にストラップ用の穴があります。

DSC_6156_TEMP

細かい話ですが
今まではUSB Type-Aが搭載されてたのですが
miniは無くなってるのが辛いところですね。

左右に滑り止めのゴムのようなものが装備されてますね。

天板も綺麗ですね。

DSC_6132_TEMP

何時もながらですが
本体の手触りが良いですね。

AYANEOとも違う。
ONEXFLYとも違う。

GPDらしい。
いつも通りの手触りと言うか。

本体の手触りも、なかなか奥が深いですね。

ディスプレイ

解像度は解像度 1920×1080
画素密度は314ppi

リフレッシュレートは60Hzと120Hzを選択可能だそうです。

ベゼル幅も狭いです。

WIN MAX2からベゼル幅が狭くなってますが
GPDも競合機種を意識し始めた結果なのでしょうね。

何というかヤバい気もしますね。

狭いベゼルとリフレッシュレートが120Hzが標準になり始めたら
またUMPCの質感と価格が上がりそうでヤバいですね。

嬉しい話ですが
出来ればお財布にやさしい方が良いというか。

ディスプレイの角度

液晶の角度ですが
160度ぐらいのようです。

DSC_6153_TEMP

ただし、最大まで開いてしまうと
液晶のヒンジの部分が指に当たって
LRが押しにくいので
最大までは開かない方が良いかもしれませんね。

コントローラーと持ちやすさ

左側

・アナログスティック
・十字キー
・Selectボタン
・Menuボタン
・L4ボタン
右側

・ABXYボタン
・アナログスティック
・R4ボタン
・Startボタン

L4とR4はカスタムキーです。
(WIN2の時はキーボードにL3とR3がありましたね。)

まぁ必要に応じて割り当てる感じで良いでしょうね。

持ちやすさと操作性に関しては
人によるかなと思います。

現在だとswitchやXBOXの配置が一般的になりつつあるので
そういう意味ではGPDの配置は独特ですね。
(WINとWIN2が独特だったとも言えますね。)

まぁ限られたスペースの中に収めてるので
当然と言えば当然なのですけどね。

細かい話ですが
LRが押しにくいと感じました。

何故そうなのか?
と言う話になりますね。

液晶の角度を最大まで広げると
人差し指が当たってLRが押しにくいです。

その辺りもあるので
液晶は最大まで広げずに使う方が良い気がします。

クラムシェル型のGPD製品では
お馴染みと言う感じですね。

別売りのグリップ

確か専用グリップが別売りで販売されるそうですが
それを装備すれば持ちやすさも向上しそうな感じですね。

ただし、ネジで固定する仕様のようです。

DSC_6192_TEMP

ネジで固定する仕様だそうなので
そうなると、取り外しが面倒になる上に重量も増して
さらに専用ケースに収納する場合は
グリップを外さないと入らない可能性がありますね。

その辺りがあるので
取り付けるか否かで意見が分かれるでしょうね。

ONEXFLYみたいに
シリコンカバーでも良かった気もしますが、まぁ今更ですね。

GPD G1

何なのかと言うと
外付けのGPU BOXですね。

天空さんのサイトから写してます。

▽ 2000円OFFクーポン配布中 ▽
クーポンコード:DTGJW558XS4G

GPD G1 は、サイズ約 225 x 111 x 30 mmの世界最小クラスのポータブル eGPUボックス
AMD Radeon RX 7600M XT に 8GB GDDR6 メモリ搭載のグラフィックスカードを内蔵。
そのパフォーマンスは GeForce RTX 3070 に迫る性能です。
また軸流ファン、動的な温度制御設計を備え、高気流と低騒音を実現します。
小型軽量化するために、小型窒化ガリウム を採用した240W電源を内蔵。
USB4 を搭載したGPD製品他、様々な機器で使用する事ができます。
内蔵グラフィックスカードと外部デバイスインターフェイスのニーズに応えました。
(HDMI出力端子×1、DP×2、USB Type-A×3)
接続したPC本体に60Wの給電を行えます。
OCuLinkポートを搭載し、最大64GT/sの転送速度で使うことができます。

使用した場合ですが
GPUの能力は飛躍的に上昇するそうです。

Xのハイビームさんのつぶやきで画像が紹介されてますね。

USB4とOCuLinkだとそれなりに差が出るようなので
差を気にする方には良い品だと思いますね。

インターフェースも充実してますし
GPD WIN miniの手が届かない部分をカバーする品のような感じですね。

ただし、問題もありますね。

仮にGPD G1を装備して使う場合があったとして
OCuLinkのケーブルを刺した状態で
本体を手で持ってゲームをする方って
そうそう居ないと思われますね。

それとOCuLinkのケーブルなんですが
割と高額なんですよ。

アマゾンで最安値で見てみましたが
50cmで3395円だそうです。

まぁG1を刺した状態で
WIN miniを手で持って使う方はそうそう居ないでしょうね。

その辺りもあるので
購入する場合は据え置き型として使う方が妥当でしょうね。

下で紹介してるGameSirのコントローラーとかおすすめですよ。

別のコントローラーを使うのも良い。

無理に手で持って使わずとも
別のコントローラーでゲームをするのも良いですね。

タッチパッドとスクリーンショットとバックライト

タッチパッドはWIN MAXとWIN MAX 2に搭載されてますね。
非常に便利です。

ダブルクリックにも対応しているようです。

右クリックは
指2本で触ると反応します。

今回はキーボードでスクリーンショットも可能ですよ。
Fn+F11(PriSc)で可能です。

WIN2では非搭載だったんですが
WIN2みたいなポチポチキーボードで搭載されたのは驚きですね。
拘りが凄いですね。

バックライトも搭載してますよ。

確かWIN2はバックライトは無かったですね。
そして今後はバックライトが標準になっていくわけですね。

放熱対策と冷却能力

本体の背面には吸気口があります。
割と大きめですね。

DSC_6168_TEMP

まぁコレは見てもらった方が良いので
動画を用意してみました。

バイオハザードRE4を動かしてみて
本体の温度を見てみましょうか。

CPUが設置されてるであろう部分は
52°辺りまで上がるようですね。

コントローラーとタッチパッドの部分も
熱くなりますね。

放熱と冷却で努力してるのは十分に理解はしてますが
本体が熱くないとは言い難いですね。

まぁ小型で軽量なので、こうなるのは当然と言えば当然な訳ですが
無理に軽量化に拘らずに
本体の厚みもしくは本体の面積を増やして
600g前後にしても良かった気もしますね。

だが、GPD WIN2で SEKIROやダークソウルを
やり込んだプレイヤーならば、これぐらいは許容範囲かと。

それでもWIN2と比べたら、全然マシだと思いますね。

なんかminiを触ると
WIN2を使い込んだ あの良き日々を思い出すの。

メタルカバーとか装備した日々を思い出しますね。

ファンの音ですが
静音とは言い難いかもしれませんね。

特に負荷のかかるゲームでは
割とファンの音が大きめだと思いました。

まぁどの端末にも言える事ですが
UMPC自体はこういう仕様だと思って使う方が良いと思いますね。

小型で静音で本体が熱くないとか
そんな都合の良い話は無いですからね。

こんな事を言いながらもWIN2と比べると余裕ですね。

専用アプリ

ボタンの変更は
専用アプリ「WinControls」で可能です。

ボタンの変更以外に振動機能の設定も可能だそうです。

もう一つのアプリですがTDPの変更は
「MotionAssistant」で変更可能です。

ただし使いやすいか否かと言われると
複雑な感じなので何というかアレな感じですね。

まぁ何というか
初心者には優しくない仕様ですね。

まぁ無理に使わずに
サードパーティ製のアプリを使うのも良いでしょう。

Handheld Control Panel

サードパーティ製だと
コチラは日本語に対応してるようです。

Handheld Control Panel

ただし
AYA Spece 2やOne X Consoleを見てる方は
物足らないと感じる方もいるかもしれませんね。

無理に使わずとも良い気もしますね。

FF14 ベンチマーク

数回テストして数字の大きいのを採用してます。

FFXIV 暁月のフィナーレスコア
最高品質5973
高品質(デスクトップPC)6280
高品質(ノートPC)7158
標準品質(デスクトップPC)8829
標準品質(ノートPC)8243

VRAM

見た感じ、最大8Gだそうです。

動画を用意してみました。

良い点時になる点

良い点気になる点
クラムシェル型操作性と持ちやすさ
7インチなのにベゼル幅がスリム指紋認証は非搭載
本体サイズと重量冷却能力
リフレッシュレート 60Hzと120Hzを選択可能
インターフェースUSB Type-Aが非搭載
汎用性の高さと拡張性(G1)専用アプリ

GPD WIN miniを購入する前に注意すべき点

GPD WIN miniを狙う際に注意すべきは
ノートPCもしくはswitch型の携帯ゲーム機型PC
どちらが良いのですか?

と言う部分ですね。

WIN miniは ノートPCにコントローラーが付いてる感じで
AYANEO AIR 1sとONEXFLYはswitch型のタブレットPC
と言う感じですか。

AYANEO AIR 1sとONEXFLYは
switchもしくはPSPを持つような感じで使えますが
GPD WIN miniは
ノートPCに搭載されている物理コントローラーを使う感じですね。

その辺りもあるので
スライド式キーボード搭載のGPD WIN4も
なかなかアドバンテージは高いですね。

感想

GPD WIN miniは
GPD WIN2とGPD WIN MAXの中間ぐらいのサイズ感な訳ですが
なかなか見事な作りですね。

まず、7インチで526gを実現してるのは
見事と言わざるを得ないですね。
(競合機種の7インチはどれも590g以上はある)
この重量なら持ち運びも申し分なしですね。

それでいて液晶の解像度も高い上にベゼル幅が狭いんですよ。
WIN MAX 2辺りから液晶の質にも妥協がない感じになってますね。

GPD WIN2のような懐かしいキーボードを装備しながらも
同じようなサイズ間でRyzenの7840Uを装備して
尚且つ汎用性を高さを実現とか素晴らしいですね。

その一方で専用アプリは他社に後れを取ってる感がありますね。
(G1で拡張するので不要なのでは?てのもあるのかも)

まぁ競合機種と同じような真似をすれば良いと言う訳ではないので
GPDらしくて良いんじゃないでしょうか。

細かい話だと
高負荷のゲームを動かしたりした場合は
タッチパッドやコントローラー部分のLRの辺りの温度は
高い感じですね。

改善が可能であれば改善して欲しいところですね。

まぁこの辺りはGPD WIN2では一般常識的な部分なので
WIN2を持ってた方なら、この程度は許容範囲でしょうね。

GPD G1てのがある訳ですが、OculinkでG1を使って
別のコントローでゲームをするのも視野に入れても良いかもですね。

物理コントローラーが搭載されてるからと言って
どーしても本体のコントローラーで
ゲームをしなければならない理由もないし
ワイヤレスコントローラーを使うのも良いですね。

7840Uの端末が沢山、出てますが
GPD WIN miniはポケットに入るサイズで
物理キーボード搭載なので、競合機種とは違った良さがありますね。

WIN miniは年末辺りに発売らしいので
お正月はゴロゴロしながらWIN miniを触るのも良いでしょうね。

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コチラですね。

セール品の一覧

また、ハイビームさんで修理する際の情報なのですが 内部基盤以外の修理は国内、内部基盤は中国との事です。

バッテリーの交換はどのメーカーも15000円を目安にしてくださいとのことでした。

クラウドファンディング版と国内正規版の違い

コチラにまとめてあります。

通販サイトと動画配信サービスとギフト券とSWELL

UMPCの専門店のハイビームさんの
オンラインストアですね。

定期的にセールを行っておられるようです。
掘り出し物が見つかるかも!?

海外通販サイトだと
アリエクスプレスさんとbanggoodさん
ちょこちょこ買い物してます。

アマゾンプライムビデオとU-NEXTは配信してるものは
割と同じようで違うんですけど、契約しておくと便利ではありますね。

たまにバチェラージャパンとか独占タイトルもあるので地上波では見れない映像とかもあるので悪くはないかなと思います。

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この記事を書いた人

どうもネスです。

GPDやAYA NEOやONEXPLAYERなど
珍しくて熱くて面白いUMPCやガジェットが大好物です。

物欲は良いですね。

宜しくお願いします。

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