「AYANEO Pocket Micro」レビュー。懐かしい外観、でも新しい技術が取り入れられた奇妙で面白い小型端末ですね。

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目次

概要

さてさて。
物欲の秋ですね~。

と言う訳で
レトロなデザインの「AYANEO Pocket Micro」を
紹介してみましょうか。

AYANEO Pocket MICROは
任天堂のGBミクロの外観と仕様を
現代風に改良したかのようなデザインですね。

アーサーCEOは古典的なハンドヘルドの懐かしさをとらえつつ
現代的な最新技術を取り入れた熱い一台を作りたかったのでしょうね。

おそらく、Pocket Microの外観の良さに敗北して
カートに入れてしまう方も居るかもしれないですね。

で、興味深いのが
「Snapdragon G3」ではなく「Helio G99」を
採用しているという点ですね。

Pocket SのSnapdragon G3に対して
Pocket Microは安くてそこそこと言う感じですか。

「Snapdragon G3」を搭載できなくは無いが
Pocket Microはお手頃価格で提供しつつ
全体的なビルドクオリティには一切の妥協はしてないと思いました。

妥協はしないがお安く提供したい。
とか凄い話ですね・・・・

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販売ストア

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画像を見て驚いたことがあるんですが
3モデルが用意されてる訳ですが
良く見るとアナログスティックの色が全て違うんですよ。

凄い拘りですね・・・・・・・

どの色も良いので迷いますね。

専用レザーケース

専用レザーケースですが、数量限定だそうです。

その辺りもあるので
気になっている方は早めの方が良いと思います。

カラー価格
ブラック¥3,300
ブラウン¥3,300

こんな感じで高級感が凄いです。

マグネット式ですよ。

ケースの内部に英語が書いてます。

「REAL GAMERS KNOW GAMERS」
と書かれてます。

翻訳すると
「本物のゲーマーはゲーマーを知っています」
との事です。

ブラックかブラウンか迷うところですね~。

専用のメッシュケース

こちらは軽量を重視したメッシュ仕様のケースになります。

レザーケースと違って軽量なので
旅行などで可能な限り軽量な入れ物を求める方には良い品だと思います。

こちらの軽い方のケースは公式ストアで販売予定だそうです。

スペック

仕様を見る限りでは
なかなか贅沢な仕様だと思いますが
それでいてお手頃価格なので、良い話ですね。

開封

本体と説明書と充電ケーブルですね。
simpleで良いですね。

重量と外観

ふーむ・・・
おしり探偵かいとうUでいうところの「エクセレント!」ですね。

本体サイズは約156×63×18mmで重量は約233g。

本体の全面はガラス張りのベゼルレススクリーンで
高級感のあるCNCアルミニウム合金フレームだそうです。

DSC_8839_TEMP

だいぶ前にTVで駄菓子屋さんの紹介をしてて
駄菓子屋の大将がこう言ってました。

「安くとも美味しくなければ売れない」

Pocket Microとか、なんかそんな感じな気がします。

今までにないプレミアム感を実現してますね。

インターフェイス

本体上
・L1とL2
・ファン排気口
・電源ボタンと一体型の指紋認証ボタン
・ボリュームボタン
・R1とR2

本体下
・左右にスピーカー
・中央にUSB Type-C

左側面
・MicroSDスロット

右側面
・右側面にはホームボタンとRCボタン

ふーむ・・・・・
何というんでしょうね。

3.5インチのandroidゲーム機に
指紋認証搭載とか聞いたことがないですね。

GPDのandroidゲーム機ですら
指紋認証は非搭載でしたよ・・・・・

拘ってますね~。

液晶

3.5インチのIPSディスプレイで画素密度は330ppiです。

一言で言うと「鮮明」ですね。

AYANEO AIR PlusやAYANEO SLIDEの
IPSディスプレイをさらに凝縮したかのような液晶ですね。

DSC_8802_TEMP

この小さい液晶で原神やらゼンレスゾーンゼロが
遊べてるというのは凄いですね。

だが見ての通り画面サイズは3.5インチなので
当然の如く文字も小さくなります。

Steam版の龍が如く8などは
大丈夫な部類だと思いますが
DSのドラキュラコレクションは
地図が小さすぎて見えづらいです。

その辺りもあるので
3.5インチの画面サイズでも問題がない方が対象になります。

コントローラーと持ちやすさ

コントローラですがボタン類は新規のようです。
(使い回さないとか拘りが凄い)

8840UのAYANEO AIR 1sと比べながら見ていきましょうか。

ABXYの仕様ですが
デフォルトで任天堂の仕様になってますが
AYA SpeceでXBOX仕様に変更も可能です。

細かい話ですが
AYANEO 2021シリーズは
ABXYの印字の掘り具合が薄かった気がしますが
Pocket Microは綺麗に彫られてますね。

エクセレントですね。

十字キーは何か懐かしい感じですね。

アナログジョイスティック新規のようで
は本体のサイズに合わせて小さめになっています。

L1とL2とR1とR2は横並びなのですが
押し間違いを防ぐために段差が付いてます。

今回のPocket Microの一番注目すべき部分は
スタートとセレクトとAYA HomeとAYA Speceのボタンの位置ですね。

GBミクロを意識してると思いますが
今までのAYANEOシリーズと違って
ギリギリの配置なので凄い作り込みですね・・・・・

で、聞く所によると
アーサーCEOが拘った部分だそうですよ。
(この位置は確かに見事ですね・・・)

(良い意味で頑固職人みたいな方なのでしょうね。)

アーサーCEOの趣味が前面に出てる感じですね。

FCとNESとGBのカラーが好みなのでしょうね。
意識しつつ現代風な感じがまた良いですね。

任天堂のゲーム機と比べてみましょう

任天堂の携帯ゲーム機と比べてみましょうか。

DSC_8571_TEMP

アドバンス、アドバンスSP、ミクロ。

この3つだと特にミクロを意識してるようですね。

DSC_8572_TEMP

スタートとセレクトの位置もそうですが
印字も見事に作れているので見事ですね。

アドバンスと並べてみるとこんな感じですね。

(十字キーを参考にしたようですね)

DSC_8597_TEMP

SPと並べるとこんな感じですね。
(ABの印字が見事ですね。)

こーしてみると
ミクロをベースにアドバンスとSPの良い部分を参考して
現代風にしたような感じですね。

それだけ任天堂が凄いという事ですね。

放熱対策と冷却能力

AYANEO Pocket Microの本体の温度ですが
個人差はあると思いますが許容範囲かなと思いました。
(小型なのでHelio G99に変更したのかもしれませんね)

使ってみた感じですが
原神や鳴潮みたいなゲームを遊ぶと暖かくはなりますが
持てないレベルの熱さになる事は無いと思います。

DSC_8801_TEMP

まぁAndroidだからコレで成立してるのでしょうね。
(小型なのでWindowsだと本体の温度が凄そうです。)

専用アプリとキーマッピング機能

本体のAYANEOのボタンを押すと
AYA Speceが起動します。

コントローラーの項目に
「Key Mapping」と言う項目をオンにして
「Go to configuration」を押してみましょう。

DSC_8687_TEMP

Add Mapping Pointを押すと割り当て可能なボタンが表示されます。

原神と鳴潮で試しましたが
とりあえず割り当てられました。

鳴潮はこんな感じですね。

DSC_8691_TEMP

コレぐらいで割り当てが可能であれば
実用的じゃないですかね。

マッピングに関しては色々と問題もあったようですが
AYA Speceのバージョンアップで改善されていってるようなので
今後にも期待出来そうですね。

マッピングしたボタンの表示を消すことも可能です。

鳴潮とゼンレスゾーンゼロはコントローラー対応

鳴潮がバージョンアップしてコントローラー対応になったようです。

コレでゲームが捗りますね~。

Steam Link

8840UのAYANEO AIR 1sから
Steam Linkでストリーミングを行いましたが
FF4とかだと少し画面の大きい
GBミクロで使用してるような気分になります。

ストリーミングなので
AIR 1sで遊べるものであればなんでも遊べますね。

AYANEO Pocket Microは
奇妙で面白い小型端末ですね。

Steamのゲームを遊ぶ場合はストリーミングプレイになりますが
3.5インチで龍が如く8が動いてるというのが何とも奇妙ですね。

通常とは違った趣向でゲームが出来るので
コレはコレでなかなか面白いですね。

PS5のリモートプレイ

ブログ主の自宅にはPS5があるんですが
リビングに置いてるので
当然の話ですがリビングでなければPS5のゲームが出来ない訳です。

なのでPS5のリモートプレイを使ってみましょう。

本来の仕様だと
PS5のリモートプレイでは
タッチコントローラーの未対応のようです。

しかしAYA Speceのボタンマッピングで
コントローラーで遊ぶことは可能です。

コレで寝室でもPS5のゲームが遊べますね。
(PS5の電源を入れておく必要がありますが)

ゲームと動画のアプリ

原神、鳴潮、ゼンレスゾーンゼロなどをやってみました。

特に設定などは何もせずとも30fpsぐらいで動作するようです。

ただし本体の仕様の関係で言えば
Pocekt Sと比べると画質は自動的に低品質になるようです。

まぁ下手に高品質にして
本体が熱くなるよりは良いんじゃないですかね。

コレでちゃんと文字が潰れることなく見えるので
良く出来てると思いますね。

メディアプレイヤーや情報収集に使うのも良い。

動画を見たい気分の時に
サッと再生できるのも良いですね。

画面を縦にして
情報サイトを覗くのも良いですね。

モバイルバッテリー単体でも充電が可能

こんな具合に単体でも充電が可能ですよ。

DSC_8840_TEMP

良い点時になる点

良い点気になる点
画面が綺麗本体の厚み
本体の懐かしくて新しい外観イヤホンジャック非搭載
軽量なので携帯性は申し分無しType-Cが一か所のみ
キーマッピング機能
冷却能力
Google Playストア対応、XBOX GamePass対応
PS5のリモートプレイ
本体の下部分のボタンの職人技の作り込み
Sound TAP Magic

感想

現物を見てみて思ったのが
何処か懐かしい外観で、それでいて最新技術が取り入れられていて
尚且つ一切の妥協がない見事な小型端末ですね。

全面ガラス張りのベゼルレススクリーンで
CNCアルミフレームで
アナログスティックが新規のパーツで
LRの押し間違いを防ぐ対策や
本体の下に埋め込まれたボタンとか
拘りが凄いですね。

細かい話ですが
一般的にはボタン類は前作のを使い回して価格を抑えるような感じですが
Pocket Microはボタン類も新規なんですよね。

何というか小型端末の限界に挑戦してるような一台ですよね・・・

「Snapdragon G3」ではなく「Helio G99」を
採用している訳ですが
「ゲームの方はどうなのですか?」
と気になる方は多いと思います。

で、触ってみた感想としては
原神、鳴潮、ゼンレスゾーンゼロが
コントローラーのマッピング以外は特に何もせずとも遊べて
Pocket Sよりも安いので
画面サイズに納得が出来るのであれば
コスパはなかなか良いのかなと思います。
(ゲーム側が使用端末に合わせて自動的に最適化してる感じですね。)

Androidのリモートプレイですが
Steamのリモートプレイは余りオススメではないですね。
(ゲーミングPCかUMPCでやる方が妥当)

ただしGBミクロより少し大きいサイズで最新のゲームが遊べるので
贅沢な遊び方が可能となります。
(ストリーミングですけどね)

逆にXBOX Game Passの方が相性は良いと思います。

全体的に満足なので特に不満は無いんですが
強いて言えば画面が小さいので
画面が小さくても問題がない方が対象になると思います。

まぁその辺りもあるので
画面が大きい方が良い方にはPocket Sの方が良いでしょうね。

もしくはWindowsの方が良い方は
8840UのAIR 1sも選択肢に入れてみると良いと思います。

Pocket SとPocket Micro。どちらが良い?

Pocket SとPocket Micro。どちらが良い?
だと
購入の基準になるのは
SOCもしくは画面サイズになるでしょうね。

Pocket Sは「Snapdragon G3」で
Pocket Microは「Helio G99」ですね。

原神、鳴潮、ゼンレスゾーンゼロだと
画面がPocket Sの方が綺麗だと思いますが
動作自体はそこまで大差は無いと思います。

その辺りがあるので
Snapdragonでなくとも問題は無い気がします。

まぁ画面が大きい方が見やすいので
画面が大きいのが良い方はPocket Sでしょうね。

逆に安くてそれなりに遊べて画面サイズに納得できて
Pocket S以上の携帯性を求めるならPocket Microでしょうね。

もしくはWindowsの方が良い方は
8840UのAIR 1sも選択肢に入れてみると良いと思います。

DSC_8839_TEMP

アーサーCEOの好物なんでしょうね。

レトロパワーのカラーや
1sのNESエディションのカラーや
今回のPocket Microのカラーを見てると
アーサーCEOが任天堂好きなのが良く分かりますね。

大型のゲーム機よりは小型のゲーム機が好物な感じですね。
(UMPCだとAIRに力を入れてる感じがします)

良い意味でアーサーCEOの創りたいものが形になってますね。

その結果、高額な品が多い気もしますが
逆にMSI CLAWみたいに値下がりが凄い品が出現するよりは
高くても良い品が生まれる方が良いと思います。

そういう意味では拘り続けて欲しいですね。

こんなの作って欲しいですね。

最近、「ONEXPLAYER X1 mini」という
3 in 1のUMPCをレビューしたんですけどね。

コレがなかなか便利で面白い品でして。

アーサーCEOなら
どういう3 in 1にするのか気になります。

なんせ任天堂DSみたいなUMPCを作ってしまう方なので
3 in 1にチャレンジしたら凄い事になりそうな気がしますね。
(そして価格も凄いのでしょうね。)
(でもレビューしてみたいですね。)

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ハイビームさんのセール品の一覧と修理情報

コチラですね。

セール品の一覧

また、ハイビームさんで修理する際の情報なのですが 内部基盤以外の修理は国内、内部基盤は中国との事です。

バッテリーの交換はどのメーカーも15000円を目安にしてくださいとのことでした。

クラウドファンディング版と国内正規版の違い

コチラにまとめてあります。

通販サイトと動画配信サービスとギフト券とSWELL

UMPCの専門店のハイビームさんの
オンラインストアですね。

定期的にセールを行っておられるようです。
掘り出し物が見つかるかも!?

海外通販サイトだと
アリエクスプレスさんとbanggoodさん
ちょこちょこ買い物してます。

アマゾンプライムビデオとU-NEXTは配信してるものは
割と同じようで違うんですけど、契約しておくと便利ではありますね。

たまにバチェラージャパンとか独占タイトルもあるので地上波では見れない映像とかもあるので悪くはないかなと思います。

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この記事を書いた人

どうもネスです。

GPDやAYA NEOやONEXPLAYERなど
珍しくて熱くて面白いUMPCやガジェットが大好物です。

物欲は良いですね。

宜しくお願いします。

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