「AYANEO Pocket DMG」レビュー。懐かしい外観、でも新しい技術が取り入れられた奇妙で面白い小型端末ですね。

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目次

概要

さてさて。
物欲の秋ですね~。

と言う訳で「AYANEO Pocket DMG」のレビューをしてみましょうか。

AYANEO社の製品で初の縦型のゲーム機ですね。

昔懐かしの任天堂のゲーム機によく似ていますが
GBの外観と仕様を現代風に改良したかのようなデザインですね。

こーして並べてみると見事ですね・・・・

GBとよく似た外観でありながら
初代よりも全体的に洗練されてる感じですね。

初代GBがあったからこそですね。

Pocket DMGは今現在、出回っている高品質のパーツで製造された
高級なGBと言う感じだと思います。

まぁその辺りを見ていきましょうか。

DMGとは?

「AYANEO Pocket DMG」のDMGですが
DMGとは何ぞや?
と気になる方が居るかもしれませんね。

任天堂のページに載ってますが
初代ゲームボーイの型式はDMG-01だそうです。

端末の名前にDMGを採用する辺りとか
アーサー氏は初代GBを相当、使い込んだんでしょうね。

販売ストア

現在もクラウドファンディング中です。
INDIEGOGOのページ

ハイビームアマゾン
ムーンホワイト 8GB/128GB¥80,560 ¥84,80080,560
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ギフトBOX その01

クラウドファンディング版だと、お得なギフトBOXありますよ。

DMG-16G+1Tへ支援された方全員にギフトBOXがプレゼントされます。

ギフトBOXの内容ですが

・アナログスティックのキャップ
・DMG専用のメッシュケース
・クレードル
・保護フィルム

DSC_8651_TEMP

シールとマグカップ

DSC_8654_TEMP

コレが全て付いてくるので豪華な話ですね。

ギフトBOX 02 専用ケース

で、DMGの専用のポーチのカラーは2種類あって
ランダムで送られてくるとの事なのですが
ご希望の色がある場合は「service@ayaneo.com」に連絡すると
ご希望のカラーを選べるようです。

グリーンとブラウンがあるそうですが
手元にあるのはブラウンです。

Pocket Microと同じく
「REAL GAMERS KNOW GAMERS」
と書かれてます。

翻訳すると
「本物のゲーマーはゲーマーを知っています」
との事です。

Nintendo KYOTOにて限定販売されているがまぐち

祇園四条の高島屋に任天堂のショップがあるんですけどね。

京都店限定で西陣織のがまぐちが販売されてます。
Nintendo KYOTO

Pocket DMGが収納可能ですよ。

まぁ京都店に行く機会があれば
覗いてみるのも良いでしょう。

保護フィルム

保護フィルムは何時も通りPDA工房製の
「9H高硬度[反射低減] 」を使用してます。

表面がサラサラで指紋も付かないのでおススメですよ。

DSC_8748_TEMP
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スペック表

OSAndroid 13
CPUSnapdragon G3X Gen 2
ディスプレーと液晶の仕様3.92 OLED(1240 x 1080)404ppi、500nits
カラーアーティックブラック、ムーンホワイト、レトロカラー
ストレージ8G+128G、12G+256G、16G+512G、16G+1T
インターフェースUSB 3.2 Gen1 Type-C、microSDカードスロット SD 3.0
通信機能Wi-Fi、Bluetooth 5.3
コントローラーマスターコントローラーAndroidエディション
Special FutureSound TAP Magic
サイズ91.5××151×22.3mm
バッテリー容量6000mAh
重量279g

開封

交換用のアナログスティックと予備のネジとLRが付属していました。

DSC_8667_TEMP

交換用のアナログスティックとLRのボタン

こんな感じですね。

LRのボタンですが
デフォルトのLRボタンと同じような材質だと思われるので
仮に交換したとしても重量はさほど変わらないかなと思います。

ただし問題としては
背面のネジを外して交換する必要があります。

ネジも小さいので
交換する場合は無くさないように注意が必要ですね。

DSC_8765_TEMP

交換した場合は
こんな感じになるようです。

コレはなかなか見栄えが良いですね。

DSC_8762_TEMP

まぁ気が向いたら交換してみようかなと思います。

Pocket DMの重量とGBとGBライトの重量

スペック表よりも少し軽いようです。
良い話ですね。

DSC_8644_TEMP

初代ゲームボーイが単三電池4本

ゲームボーイライトが単三電池2本

20年以上前のゲーム機と比べるのもアレな話ですが
20年前にゲームボーイが発売されたからこそ
今回のDMGが誕生したともいえるでしょうね。

DSC_8635_TEMP

インターフェイス

本体の上部分には排気口、下部分にはUSB-C

本体の左部分にはスピーカー、LC、「・・・」と書かれたボタン。
ダイヤル式の音量調節、ターボキー。

本体の右部分にはスピーカー、RC、「=」と書かれたボタン。
電源ボタン一体型の指紋認証、MicroSDスロット。

コレでゲームボーイより薄型なので凄い話ですね

液晶 その01

外観は初代GBに似ている訳ですが
液晶はOLEDなので凄いですよ。

液晶は3.92インチでOLEDで1240 x 1080で419ppiで500nitsです。
(AYANEO AIRが404ppi)
画面サイズはAIRよりも小さいですが
ARIよりも画面が綺麗と言う仕様ですね。

PCエンジンGTを知ってる方は分かる話ですが
アレとか当時はTV無しでカラーで遊べたので凄かったじゃないですか。
(ただし電池6本で約3時間ぐらい)

DSC_8647_TEMP

鳴潮と崩壊スターレイルのスクショなのですが
文字もが潰れることなく表示されてますね。

液晶 その02 Microと比べてみる

AYANEO Pocket Microが「MediaTek Helio G99」
AYANEO Pocket DMGが「Snapdragon G3X Gen 2」
ですね。

設定を変更してない状態の鳴潮のスクリーンショットの画質ですが
Snapdragon搭載のDMGの方が綺麗ですね。

MediaTek Helio搭載のMicroの方は動作自体は支障は無いですが
やはりSnapdragonには劣るようですね。

こちらは崩壊スターレイルですね。

似たような例を挙げると
Ryzen7 6800UとRyzen7 8840Uとの違いのようなものですね。

まぁ型遅れ(価格が安い)か最新(価格が高い)かの違うですね。

最新の方が改良されてて高いのは当然という事ですね。

Pocket MicroかPocket DMGを
どちらかの購入を検討する場合の目安になるかなと思います。

ボリュームコントロール

ボリュームコントロールなんですが
GBと同じくダイヤル式なんですよ。

GBユーザーは「ニヤリ」としそうな感じの仕様ですね。

こんな感じです。

Pocket Microの隅っこのボタンも驚きましたが
DMGでもGBの仕様を再現するとか拘りが凄いですね。
(聞く所によるとアーサー氏はGBを沢山持ってるそうな)

コントローラーと持ちやすさ

コントローラー部分ですが、全体的に良好ですね。

十字キーやABXYは新規のパーツで
尚且つLRは交換可能だそうです。
(交換用のLRが付属されてます。)

コントローラーの一番、気になる部分は背面のLRでした。

一般的にはPSやswitchのようなLRが多い訳ですが
今回は縦型の端末なので背面にLRが用意された感じですね。

なので背面部分のLRは使用してみてどうなのかな?
と思いましたが、Pocket Microと同じく
押しにくく感じないように設計されてると思いました。

DSC_8653_TEMP

まぁ真のゲーマー(アーサー氏)の方が監修しているので
押しにくいなどという事は無い訳ですね。

Pocket MicroとPocket DMGのコントローラーと専用ケース

アナログスティックのみ共通のようです。

DSC_8716_TEMP

アナログスティック以外のボタンは新規のようです。

専用ケースも新規なんですよね。
(素材とマグネットはたぶん共通だと思いますが)

DSC_8729_TEMP

まぁお高いのも納得と言う感じですね。

デュアルモード タッチパッド 01

今回のDMGには右のアナログスティックが無い代わりに
デュアルモード タッチパッドが採用されてます。

デュアルモード タッチパッドは
タッチパッドをスワイプする事で右スティックと同じ操作が可能です。

タッチパッドを押し下げると
ジョイスティックのプレスとして機能します。

タッチパッドの利点ですが
タッチパッドは大きめで幅広い動きが可能で
尚且つジョイスティックの機械構造と違って
タッチパッドにはデッド ゾーンやドリフトがない辺りですかね。

今回のDMGは縦型な訳ですが
従来のジョイスティックの配置を維持すると
指が当たるなどの問題も出てくるので
AYANEO KUNのタッチパッドの技術を活かして
Pocket DMG の右ジョイスティックに代わる
独自のタッチパッドを開発に辿り着いたという感じですかね。

実際のとこ、右スティックってそこまで多用することも無いので
今回のデュアルモード タッチパッドの仕様で
ゲームを遊ぶ場合に支障が出る事は無いと思います。

アナログスティックの仕様は
左右ともタッチパッドする事も不可能では無かったとは思いますが
やはり左スティックは物理の方が好ましいですね。

デュアルモード タッチパッド 02

デフォルトは右のアナログスティックの機能ですが
STボタン+SEボタンの同時押しでマウスモードに切り替わります。

ここまで作り込むとは、なかなか芸が細かいですね。

放熱対策と冷却能力

Pocket Microと同じく
基本的には本体に負荷がかからないような使い方を行うようにしてるので
特に気にはならないです。

強いて言えば液晶面が少し暖かいと思いますが
手で頻繁に触れる事も無いので、気にはならないと思います。

スピーカーの位置

今までのAYANEOの製品は
スピーカーの位置がは本体の下辺りでしたが
Pocket Microは液晶の左右に配置されているようです。

専用アプリとキーマッピング機能

キーマッピング機能ですが
Pocket Microのレビューを参照してください。

今回はAYAボタンですが、光るようになってます。

AYANEO KUNでAYAボタンの印字が光ってましたが
KUNの技術がDMGに採用されてて、なかなか良いですね。

鳴潮と崩壊スターレイルとゼンゼロはコントローラー対応

鳴潮と崩壊スターレイルとゼンゼロはコントローラー対応してるので
コントローラーのマッピングをせずとも問題なく遊べます。

対応と非対応では話が違ってくる訳ですが
対応されてると遊びやすいので有難いですね。

Steam Linkとyoutube

画面は非常に綺麗なのですが
正方形の液晶なので液晶の上と下に帯が出来てしまいます。

まぁ仕様ですね。

youtubeも同じですね。

まぁSteamLinkとYoutubeに関しては
あくまでも使用が可能と言うだけであって
上下の帯が気になるか否かの話になると思います。

現行で販売されているPocket SやPocket Micro
もしくは後から発売されるPocket EVOの方が
効果的に使えるかもしれませんね。

良い点時になる点

良い点気になる点
画面がOLEDで非常に綺麗正方形の液晶に馴染めるか否か
懐かしくて新しい外観Type-Cが一か所のみ
軽量なので携帯性は申し分無しイヤホンジャック非搭載
キーマッピング機能
冷却能力
Google Playストア対応、XBOX GamePass対応
Steam Link、PS5のリモートプレイ
デュアルモード タッチパッド
Sound TAP Magic

イヤホンジャックが非搭載ですが
Type-Cのイヤホンは使えました。

感想

何というかアーサーCEOの拘りが凄い端末ですね。

ゲーム好きのお金持ちが
予算に糸目をつけずに自分が納得が出来るGBを製造してみました。
みたいな感じですね。
(その結果、大半が新規のパーツのようです。)

一言で言えば「高級なGB」ですね。

初代GBを相当、使い込んだからこそ
初代GBを現代風に改良して
さらにOLEDにしてAYANEO KUNの機能を流用して
今までAYANEOで培ってきた技術が集約されたかのような感じですね。

Pocket Microと同じく
「懐かしい外観、でも新しい技術が採用された高級で面白い小型端末」
と言う感じですかね。

OLEDの3.92インチの画面でyoutubeで動画を見たり
原神や鳴潮やゼンレスゾーンゼロが遊べるので
GBのような外観でありながら、最新のゲームも遊べるとか
良い時代になりましたね。

Pocket SやPocket Microと違って
縦型の本体なのでLRはどうなのかな?

と思われる方は多いと思いますが
押し間違いを防止する為にLRに段差が付いてるので、
使いにくい、という事は無いと思います。

そしてコントローラーやボタン類ですが
一部を除いて新規のパーツようです。
(アナログスティックはPocket Microのを流用しているようです。)

特に不満は無いんですが、あえて細かい事を言うとすれば
デュアルモード タッチパッドに馴染めるか否かでしょうね。

物理のアナログスティックの方が良いと思う方も居るかもしれないので
現物を触ってから検討するのも良いかなと思います。

もう一つ、細かい事を言いますと
Pocket SやPocket Microと違って液晶が正方形なので
横型の端末と違って画面の表示が気になる場合もあるかもしれません。

気になる場合は
Pocket SもしくはAIR 1sやAYANEO 2Sの方が良いと思います。

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ハイビームさんのセール品の一覧と修理情報

コチラですね。

セール品の一覧

また、ハイビームさんで修理する際の情報なのですが 内部基盤以外の修理は国内、内部基盤は中国との事です。

バッテリーの交換はどのメーカーも15000円を目安にしてくださいとのことでした。

クラウドファンディング版と国内正規版の違い

コチラにまとめてあります。

通販サイトと動画配信サービスとギフト券とSWELL

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ちょこちょこ買い物してます。

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割と同じようで違うんですけど、契約しておくと便利ではありますね。

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この記事を書いた人

どうもネスです。

GPDやAYA NEOやONEXPLAYERなど
珍しくて熱くて面白いUMPCやガジェットが大好物です。

物欲は良いですね。

宜しくお願いします。

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